お布施の渡し方

忌明けには四十九日法要は行われますので、お布施の渡し方も気になるものでしょう。法事のお布施の費用であったり、タイミングなどというのは、普段は関わらないために、すぐにわかるという人も少ないでしょう。四十九日目にあたる日が満中陰であり、四十九日のお布施の渡し方については、タイミングを見て渡すことです。

法事や法要の前というのはとても慌ただしいので、挨拶もゆっくりはできないことが多いです。そのため法要などの行事がひと段落をしてから、お礼をするのと一緒に、用意をしていたお布施を渡すのがいいタイミングです。でも時間的にも余裕が有る時ならば、法要が始まる前に渡してもいいです。僧侶に挨拶をする余裕があるならば、最初に挨拶をしてお布施を渡します。そして本日はよろしくお願いしますと、挨拶をしておきましょう。

もしも合同の法要を行うときの場合は、本堂などのお寺の入口に、そのとき用の受付が出来ています。だから用意をされた受付で、受付係にお布施を渡すようにしてもいいでしょう。受け受けが用意をされていたい場合であれば、始まる前か後の僧侶の余裕によって、ご挨拶をするのと一緒に、お布施も一緒に持っていくのがいいでしょう。時間的なことなどが絡みますので、そのへんは流れを見て行動をすることです。

お布施はただ渡せばいいというものではなく、包んでいた袱紗から取り出します。用意があるならば、お盆にのせて渡すなどして、失礼のないようにしましょう。お盆を用意出来るのであれば、切手盆などを利用して、お布施を渡すことができます。


でもお盆の用意はできないとしたら、ふくさを使うのがいいでしょう。ふくさというのは日常的にあまり使わないので、専用の包み方があるので知っておきましょう。大人になるとお付き合いが広くなりますし、お布施を包むことも出てくるので、ふくさを1枚用意しておくと、何かと便利に使うことができます。僧侶へお布施を渡す際には、包んだ袱紗からは出しましょう。