納骨式に親族や故人とご縁のあった方をお招きする場合、日時や場所を伝える案内状を用意すると丁寧です。
特に、四十九日法要とあわせて納骨を行う場合は、「四十九日法要ならびに納骨式」としてひとつの案内状でお知らせするのが一般的です。
この記事では、納骨式の案内状について、必要なケース、送る時期、書く内容、そのまま使える文例をわかりやすく解説します。
納骨を家族だけで済ませ、後日お知らせしたい場合は、案内状ではなく報告挨拶状を送ります。
納骨式の案内状とは
納骨式の案内状とは、故人の遺骨をお墓や納骨堂へ納める儀式にお招きするため、日時・場所・会食の有無などを事前にお知らせする案内です。
納骨式は、四十九日法要と同日に行うことが多いため、実際には「四十九日法要ならびに納骨式のご案内」という形で送るケースが最も多くなります。
ポイント
人をお招きするときは「案内状」、終えたあとに知らせるときは「報告挨拶状」です。この記事は、お招きする場合の案内状の書き方を解説します。
納骨式の案内状が必要なケース
納骨式の案内状は、次のような場合に用意すると安心です。
- 親族や故人の友人・知人を納骨式にお招きする場合
- 四十九日法要と納骨式を同日に行い、まとめてご案内したい場合
- 会食(お斎)の有無を確認したい場合
- 卒塔婆供養の希望を事前に確認したい場合
家族だけで納骨する場合は案内状は不要ですが、故人とご縁のあった方へは、後日の報告挨拶状を検討するとよいでしょう。
納骨式の案内状はいつ送る?
納骨式の案内状は、式の1か月前から遅くとも2〜3週間前までに届くように送るのが目安です。
出欠の返信をいただく期限は、会食や引き物の数の確定を考えると、式の1週間から10日前に設定すると準備がしやすくなります。
四十九日法要とあわせて行う場合、四十九日は葬儀後すぐに日程が決まるため、日程と会場が確定したら早めに案内状の手配を始めるのがおすすめです。
納骨式の案内状に書く内容
納骨式の案内状には、次の内容を入れるのが一般的です。
- 時候の挨拶
- 故人の名前と続柄(亡父 ○○○○儀 など)
- 「四十九日法要ならびに納骨式」を執り行う旨
- 日時(令和○年○月○日 ○曜日 午前○時より)
- 場所(寺院・霊園名、住所)
- 会食(お斎)の有無
- 返信の期限とお願い
- 差出人(施主)の住所・名前
ポイント
弔事の案内状では、句読点(、。)を使わず、行頭の字下げもしない書き方が慣例です。また「重ね重ね」「再び」などの忌み言葉は避けます。
納骨式の案内状文例
ここでは、そのまま使える文例を4パターン紹介します。名前・日付・場所を差し替えてお使いください。
四十九日法要ならびに納骨式(会食あり)の文例
謹啓 ○○の候 皆様におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます
さて このたび左記の日程にて 亡父 ○○○○ 儀の四十九日法要ならびに納骨式を執り行うこととなりました
ご多用中誠に恐縮ではございますが ご参列賜りますようご案内申し上げます
謹白
記
日時 令和○年○月○日(○曜日)午前○時より
場所 ○○寺(○○県○○市○○町○-○)
なお 法要後にささやかではございますが粗宴の席をご用意しております
お手数ではございますが ○月○日までに返信はがきにてご都合をお知らせください
令和○年○月
住所 ○○○○
施主 ○○○○
納骨式のみを行う場合の文例
謹啓 ○○の候 皆様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます
さて このたび 亡母 ○○○○ 儀の納骨式を左記のとおり執り行うこととなりました
ご多用のところ誠に恐れ入りますが ご参列いただければ幸いに存じます
謹白
記
日時 令和○年○月○日(○曜日)午前○時より
場所 ○○霊園(○○県○○市○○町○-○)
お手数ながら ○月○日までにご都合をお知らせくださいますようお願い申し上げます
令和○年○月
住所 ○○○○
施主 ○○○○
一周忌法要とあわせて納骨を行う場合の文例
謹啓 ○○の候 皆様におかれましてはご清祥のこととお慶び申し上げます
さて このたび 亡夫 ○○○○ 儀の一周忌法要ならびに納骨式を執り行うこととなりました
ご多用中誠に恐縮ではございますが ご参列賜りますようご案内申し上げます
謹白
記
日時 令和○年○月○日(○曜日)午前○時より
場所 ○○寺(○○県○○市○○町○-○)
法要後は粗宴をご用意しております
お手数ではございますが ○月○日までに返信はがきにてご都合をお知らせください
令和○年○月
住所 ○○○○
施主 ○○○○
親族のみ・会食なしの場合の文例
謹啓 ○○の候 皆様にはお変わりなくお過ごしのことと存じます
さて このたび 亡父 ○○○○ 儀の四十九日法要ならびに納骨式を 左記のとおり執り行います
誠に勝手ながら 法要後の会食の席は設けておりませんので 何卒ご了承ください
ご参列いただけますようご案内申し上げます
謹白
記
日時 令和○年○月○日(○曜日)午前○時より
場所 ○○寺(○○県○○市○○町○-○)
○月○日までにご都合をお知らせいただければ幸いです
令和○年○月
住所 ○○○○
施主 ○○○○
案内状の作成・印刷はお任せください
文面を入力するだけで、四十九日法要・納骨式などの案内状を往復はがきに印刷してお届けします。宛名印刷やお急ぎ対応も可能です。
※家族だけで法要を終えたご報告には ご報告挨拶状 封筒セット をご利用いただけます。
返信はがきの考え方
納骨式の案内状は、出欠の確認が必要になるため、返信はがき付きの往復はがきで送るのが一般的です。
返信面には、出席・欠席の選択肢と、会食の有無を確認する欄を設けておくと、当日の人数の把握がしやすくなります。卒塔婆供養を受け付ける場合は、卒塔婆の希望欄を設ける方法もあります。
納骨式の案内状を作るときの注意点
- 句読点を使わない慣例に合わせる
- 忌み言葉・重ね言葉(重ね重ね、再び、続いて など)を避ける
- 日時・場所・霊園名の誤りがないか必ず確認する
- 返信期限は式の1週間から10日前に設定する
- 会食の有無を明記する
納骨を終えたあとの報告について
納骨式にお招きしなかった方へは、納骨を終えたあとに報告挨拶状でお知らせする方法があります。
家族だけで納骨を行った場合の報告挨拶状の文例は、こちらの記事で紹介しています。
まとめ
納骨式の案内状は、四十九日法要とあわせて行う場合は「四十九日法要ならびに納骨式」としてまとめてご案内するのが一般的です。式の1か月前から2〜3週間前までに届くよう手配し、日時・場所・会食の有無・返信期限を明記しましょう。
複数の方へ送る場合や、失礼のない形で整えたい場合は、印刷された案内状を用意する方法もあります。
案内状の作成・印刷はお任せください
文面を入力するだけで、四十九日法要・納骨式などの案内状を往復はがきに印刷してお届けします。宛名印刷やお急ぎ対応も可能です。
※家族だけで法要を終えたご報告には ご報告挨拶状 封筒セット をご利用いただけます。
※本記事の内容は、正確性や最新性を保証するものではありません。

